なんで、あんな胴長短足な体なんだろう?
体の特徴について、もっと知りたいな。
どれぐらい生きるのかも気になる・・・
誰もが知っている、あの胴長短足の体。
でも、なんであんな体型をしているか知っていますか?
実は、猟犬としてのルーツが関係しています。
また、ダックスは長生きな犬種でもあるんですよ!
ほかにも、意外と知られていない体の特徴がたくさん・・・
この記事では、ダックスフンドの
- ルーツ
- 体の特徴
- 寿命
について細かくまとめています。
これからダックスを飼う人も、もう飼っている人も、ダックスの生まれもった特性を詳しく知ることができますよ♪
こんにちは!
まるまる日常ブログの「ダックス研究室」へようこそ^ ^
ダックスフンドが大好きな20代「まる」です。
私は実家で15年ほどダックスを飼ってきました。
今は、自分で飼い始めたチョコタンの男の子のために、1からダックスを勉強中!
研究結果が、ダックス好きな人たちの役に立ったらうれしいです♪
ドイツ原産の猟犬で、数百年の歴史がある
猟犬としてのルーツ
スイス原産の大型犬「ジュラハウンド」、ドイツ原産の中型犬「ピンシャー」などの猟犬がルーツと考えられています。
これらの猟犬と同じく、ダックスフンドも猟犬として活躍してきました。
16世紀ごろには、すでにアナグマ猟に使われていたという記録があるようです。
地中の巣穴にいるアナグマを狩るために、狭い空間でも動きやすい特徴を持った個体が好んで交配されていきました。
15kg以上にもなるアナグマと戦うために、初期のダックスは最大で20kgにもなる大きな体格だったと言われています。
名前の由来について
ドイツ語で「ダックス」は「アナグマ」、「フント」は「犬」という意味です。
つまり、アナグマ犬。
そのまますぎて面白いです!笑
dachshundはドイツ語の発音だと「ダックスフント」となります。
日本では「ダックスフンド」と呼ばれることが多いですね。
ジャパンケネルクラブの記載でも、「ダックスフンド」となっています。
ちなみに、ドイツでは「ダッケル」と呼ばれることが多いみたいです。
他犬種との交配で種類が増えていった
初期のダックスフンドは、短い毛のスムースヘアードでした。
16世紀以降、
- スパニエル種を交配させてロングヘアード
- テリア種と交配させてワイヤーヘアード
が誕生しました。
また、19世紀以降、イタチやウサギなどの小型動物を狩るために、より小さなミニチュアダックス、カニンヘンダックスが作られました。
ちなみに、「カニンヘン」とは、ドイツ語で「ウサギ」という意味。
ダックスフンドの種類や性格については、こちらの記事で詳しく書いています。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください!
狩猟に適したムダのない体
胴長短足
ダックスの最大の特徴は、胴長短足の外見ですよね。
柔軟な長い胴と短い脚は、アナグマの狭い巣穴の中でも動きやすいです。
また、モグラのようにがっしりとした大きな前足をもっているので、土を掘るのも得意。
長いマズル
ダックスの顔は細く、マズルが長くなっています。
そのため、嗅覚も発達しており、獲物の臭いを逃しません。
ミニチュアダックスが警察犬に選ばれることもあるんですよ!
発達した胸
全身が筋肉質なダックスですが、その中でもハト胸のような大きな胸が特徴的です。
ここから生み出される鳴き声がホントに大きい。
声だけ聞いていると、大型犬と間違えられることもあるぐらいですよ〜!
猟では、獲物の場所を知らせるために重要な能力です。
とっても多いスタミナ
元猟犬なだけあって、体力もバツグンです。
愛玩犬たちと比べると、1日の運動量も多くなります。
たくさん遊ばせてあげましょう!^ ^
トップクラスに長い寿命
アニコム損保さんの「家庭どうぶつ白書2021」によると、平均寿命については、
- 犬全体 14.1歳
- ミニチュアダックス 14.9歳
となっています。
これは、調査対象の40種の中で第2位です。
犬全体の寿命も年々のびていますが、その中でも特に長生きなんですね!
うちのダックスも14歳になりましたが、まだまだ元気そうです^ ^
小型犬でも立派な猟犬!
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
今回はダックスのルーツ、体についてまとめました。
ちっちゃくても、しっかり猟犬。
ダックスたちが生まれもった特性も理解して飼ってあげたいですね!
ぜひ、みなさんも参考にしてみてください♪
まるまる日常ブログでは、ほかにもダックスに関する記事をまとめています。
気になった方はチェックしてみてくださいね!