
ダックスフンドがヘルニアになりやすいのは有名だよね。
日頃からどんなことに気をつけたらいいんだろう?
おすすめのグッズもあったら知りたい!
ヘルニアになりやすい犬種の代表、ダックスフンド。
悪化すると、自力では歩行や排泄もできなくなってしまいます。
そうならないためにも、普段から負担のかからない生活をさせてあげたいですよね。
でも、具体的な予防方法って意外とわからない・・・
この記事では、
「何をしてあげたらいいか具体的に知りたい!」
という人のために、
- ヘルニアの症状、原因、治療法
- 予防方法、おすすめアイテム
をまとめています。
この記事を読んで、今日からでもヘルニア予防を始めてあげてくださいね!



こんにちは!
まるまる日常ブログの「ダックス研究室」へようこそ^ ^
ダックスフンドが大好きな20代「まる」です。
私は実家で15年ほどダックスを飼ってきました。
今は、自分で飼い始めたチョコタンの男の子のために、1からダックスを勉強中!
研究結果が、ダックス好きな人たちの役に立ったらうれしいです♪
やっぱりダックスはヘルニアが多い・・・


ペット保険のアニコムさんが毎年、請求のあった病気のデータを公開してくれています。
ありがたいですね・・・
この統計によると、ダックスはヘルニアでの治療費の請求割合が5.7%ほどにもなるとのこと。
犬全体の平均は1.7%ですので、単純に見ると、平均の3倍も多いということになりますね。
やっぱり、ダックスとヘルニアは切っても切れない病気のようです。
こんな症状がでたら病院へ!
軽度から重度まで、それぞれ代表的な症状をご紹介しますね。
当てはまるようならヘルニアになっている可能性あり。
病院での検査おすすめします。
軽度
痛みはありますが、麻痺は出ていない状態です。
次のような素ぶりがあったら要注意。
- 抱き上げると痛がって鳴く
- ソファーや階段などの段差を降りなくなった
- 背中を丸めて、かばっているような感じ
中度
痛みに加えて、麻痺も出てきている段階です。
次の様子に当てはまるようなら、すぐ病院へ!
- 歩く時に足が上がりきらず、少し引きずるような感じ
- 歩行が不安定で、ふらついている
重度
かなり麻痺が進行している状態です。
ここまで様子がおかしいと、すでに病院へいっているかと思いますが・・・
- 立ち上がることができない
- 下半身の感覚が鈍り、正常に排泄ができない
そもそもヘルニアってなんでなるの?
実は、ヘルニアといっても種類があります。
その中でも、ダックスがなりやすいのは「椎間板(ついかんばん)ヘルニア」。
背骨の間にあるクッション組織が、なんらかの原因で飛び出してしまう病気です。
その原因は大きく分けると次の2つ。
加齢によるもの
シニアになるほど、椎間板の組織も弱くなっていきます。
そこに激しい運動や、強い力が加わることで発症します。
遺伝によるもの
生まれつき、クッション組織が固くなりやすい犬種があります。
そう、残念ながらダックスです。
固くなった組織が神経を圧迫することで、痛みや麻痺が発生します。
遺伝による発症しやすさはどうしようもありません・・・
ヘルニアになってしまったら?
では、ヘルニアを発症してしまったらどうなるんでしょうか。
軽度の場合は、薬で痛みや炎症をおさえます。
重症化してしまい、薬での改善が期待できない場合は、手術をすることもあります。
ヘルニアの症状が出たら、なるべく早く病院へ連れて行ってあげたいですね。
具体的な予防方法!おすすめのアイテムも紹介


ヘルニアにさせないために、私たちができることをご紹介していきますね。
まずは気軽にできるところからやってみてください◎
抱っこは背中に負担がかからない形で
犬の抱っこといえば、
- おしりを下から支えた形の「縦抱き」
- おなか側を上にした形の「あお向け抱き」
のイメージがありませんか?
ダックスの場合、背中や腰に大きな負担がかかるので、これらはNG。
体の下側に手を回して、胴体全体を支えてあげる「水平抱き」をしてあげてください。
適度な運動で、足腰の筋肉をつけさせよう
背骨や関節を支える筋肉をつけることも効果的です。
日頃から、お散歩などで運動の習慣を。
ただし、激しすぎる運動、急激な運動はダメです。
逆にヘルニアの原因になってしまいます!
段差からの飛び降りをさせない工夫を
意外とできていないのがコレ。
階段を降りさせたり、イスから飛び降りさせたりしていませんか?
特に、若いわんちゃんは怖いもの知らずで、ついついやってしまいがち。
それぞれの対策とおすすめアイテムを紹介します。
階段にはゲートをつけて、わんちゃん立ち入り禁止に
我が家ではこちらのゲートを使って、行動範囲を制限しています。
ゲートの中では比較的リーズナブルで、長さの拡張もできるのでオススメ!
金属製なので、耐久性もバッチリです◎


イスやソファーにはスロープをつける
わんちゃんが飛び降りできる場所がないのがベストですが、そうもいかない時もありますよね。
例えば、リビングのソファーなど。
そんな時は、ペット用のスロープや階段を設置してあげてください。
こちらは折りたためるタイプのスロープ。
意外と大きなアイテムですが、使わない時はコンパクトに収納できるのがいいですね◎
可愛いけどガマン!2本足立ち、飛び跳ねはさせない
人間が立っていると、わんちゃんはピョンピョンはねたりしますよね。
ダックスにとってはコレが意外と腰の負担に・・・
可愛くて、ついつい一緒に盛り上がってしまいますが、グッと我慢です。
4本足をシッカリつけた状態で遊んであげてくださいね^ ^
太りすぎに注意。腰への負担が倍増
胴長なダックスは、太ったときの腰・背中への負荷が大きいです。
喜んで食べる姿が可愛いですが、オヤツのあげすぎには注意。
なかには要求吠えをしてしまう子もいますが、きぜんとした態度で接しましょう。
フローリングはNG。マットで滑りどめ
フローリングは滑りやすいのでマットを敷いてあげましょう。
といっても、家全体というのは難しいですよね。
そんな時は、行動範囲を限定して、そこだけマットを敷くのもアリです。
我が家ではこのタイルマットを使っています。
汚れた部分だけを外して洗えるので、衛生的でオススメですよ!
できることからやってみてあげよう!



最後まで読んでいただいてありがとうございます!
今回はダックスフンドのヘルニア予防についてまとめました
遺伝的に仕方のない部分もありますが、できる限りのことはしてあげたいですよね。
ぜひ、みなさんも参考にしてみてください♪
まるまる日常ブログでは、ほかにもダックスについての記事をまとめています。
気になった方はチェックしてみてください!



